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編集部のつぶやき(八千代)

八千代アート写真講座「日常をアートに切り取る方法。」で、流れゆく日常の愛おしい瞬間を撮る

オーエンス八千代市ギャラリーで2月19日、写真講座が開催されました

オーエンス八千代市民ギャラリーで、不定期開催されているアート写真講座。

「日常をアートに切り取る方法。」をテーマに、毎回異なる写真家のお話を聞くことができます

第1回はフォトグラファーの丸山すみ氏の「感動を写真で伝えるコツ」。第2回は写真家の藤井智弘氏による「モノクロ写真を撮るコツ」でした。

第3回目の今回は、フォトグラファー大場祐太郎氏の「流れゆく日常の愛おしい瞬間を写真に撮るコツ」についてお話を伺いました。

フォトグラファー大場祐太郎氏

ウエディングフォトグラファーとして、明治神宮やホテル椿山荘などで専属活動。

現在は千葉市などを中心に、地域情報サイトまいぷれの営業兼フォトグラファーとして『千葉グルメMAP』や『千葉駅周辺 BAR MAP』を企画撮影。

「私のこころが動く瞬間」を撮る! 一瞬で消えてしまう日常を写真に残そう

アートとは「あーっと」心の琴線にふれること

結婚式やライブ、ピアノの発表会、飲食店など仕事で関わった人とのふれあい、家族、日常の暮らしを例にあげながら、「こころが動く瞬間」に撮影した写真をみせていただきました。

 

「人がつながる瞬間」、「私が笑顔になる瞬間」、「忘れたくない感情の記録」として、瞬間的に撮影された写真は、どれもその時の情景や、その場にいた人たちの感情が伝わってきて何だか愛おしく思える素敵な写真ばかり。

 

「色んな人の現在・過去・未来を分かち合えるのが写真の良さ。過去には戻れないので、何気ない日常を切り取って写真に記録しておくことが、何かのキッカケで特別な意味をもつことにもなる」というお話が印象に残りました。

撮影のポイントも教わりました! 「リアリティ→構図→光」を意識して撮ろう

蛍光灯をつけた部屋の中でスマホ撮影

大場さんが最も大切にしていることは「リアリティ」。

被写体になるべくカメラを意識させず、リラックスしたその人のよさを引き出すことに重点をおいています。

あえてカメラを構えず、ファインダーを覗かずに撮ることもあると聞いて驚きました!

子どもを撮影するときは、あえて望遠で遠くから撮影したり、だるまさんがころんだなどゲームを取り入れたりしながら撮影することもあるそうです。

蛍光灯を消して自然光のみで撮影

室内の電気には色んな色が混ざっています。自然光のみで撮影すると違いが歴然!

逆光で明るい設定にして撮影するとふわっとした雰囲気で撮れるので、「人の気持ち」や「やわらかい雰囲気」などを表現したい時にオススメなのだそう。

 

構図を考える時は、「前景・中景・背景」の三層構造と重心や規則性を意識し、伝えたい情報量はなるべく一つに絞るとよいとのこと。

私は構図が苦手なので早速実践しようと思います!

一番大切なことは、毎日カメラを持ち歩きながら「何かを感じたら迷わず撮ること」

撮った写真を見比べてみました

私は写真に対する苦手意識が強いのですが、今回お話を聞いて写真へのネガティブな気持ちが楽になりました。

身の回りのイメージをかみくだきながら、「伝えたいことは何か」を常に考えて、毎日撮り続けることが上達の近道なのですね

講座名八千代アート写真講座「日常をアートに切り取る方法。」
日時2023年2月19日(日)10:00~12:00
場所八千代市市民会館2階 第5会議室
公式サイトhttps://www.yachiyo-library-gallery.jp/gallery/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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