さて、ちょっと間が開いてしまいましたが、「スヌーカーあれこれ」の時間です!
フォームやらグリップやらのお話をしようかと思っていましたが、写真等を取っていない(一人で写真を撮るのが面倒だったとも・・)ので今回はレストについてちょっとばかり見ていきましょう!
スヌーカー台はご存じ(こちらを読んでくださっている方は知っていると信じてる、きっと、たぶん・・)の通り普通乗用車1台位(約2m×4m)の大きさがあります。
そうなると台の中心よりに手玉がある場合は、ビックリ人間にでもならない限り撞く事は出来ません。
そこで必要になってくるのがブリッジの替わりになる道具レストです。
【レストの種類】
レスト(写真1)の右から順に以下のようなレストがあります。
クロスレスト・・・・・・・・・・・・十字に交差したレスト。撞くのに邪魔な玉が無い場合に使用します。
バットレスト・・・・・・・・・・・・一見すると蝙蝠を彷彿させる見た目のレスト。撞くのに邪魔な玉が無い場合や
ちょっと邪魔な玉がある場合に使用します。
スパイダーレスト・・・・・・・・・・足の高いレスト。手前に撞くのに邪魔な玉がある場合に使用します。
スワンレスト・・・・・・・・・・・・白鳥のように首部分が長いレスト。手前に撞くのに邪魔な玉があり、かつ
ブリッジ部分と手玉に距離がある場合などに使用します。
エクステッド・スパイダーレスト・・・スパイダーレストとスワンレスト、バットレスとを組みわせたようなレスト。
邪魔な玉が密集していた場合にそれを越えて手玉を撞く際に使用します。
クロスやバットレストはナインボール等の試合でも見かけることはあると思います。
ここで挙げた中で特徴的なレストはスパイダー、スワン、エクステッド・スパイダーでしょうか?
特にスワンやエクステッド・スパイダーは日本国内のビリヤード場で殆ど見ることが無いでしょう。
スワンやエクステッド・スパイダーは正面からの写真だと首の長さが判り難いので「スワンレスト(写真2)」と「エクステッド・スパイダー(写真3)」をご覧ください。
さてさて、ここで副題に挙げていた「スワンの謎」について紐解いていきましょう。何だか大げさに表現してしまいましたので、ドキドキ、ワクワクしている方には先に謝っておきます。ゴメンナサイm(__)m。
では、本題です。
スワンレストは白鳥よりカブトムシの角をより連想させますが、何でビートルレストじゃなかったのでしょうか?
「蜘蛛(スパイダー)のレストはあるのに、ビートル(カブトムシ)のレストと呼ばないの?何故なの?」
そう疑問を持つ方もいるかと思い、調べました。(実は私自身前から疑問に思ってました)
どうやらイギリスでは日本で見かけるカブトムシは見かけないようです。(イギリスではカブトムシというとサイのような角を持った虫の事だそうです。)
その為、首の部分の特徴からスワン(白鳥)になったのでしょう。
単純な答えでしたね。期待していた方は、ゴメンナサイ!
スワンの謎、解明です。
では最後に実際にスワンやエクステッド・スパイダーを使用している例を紹介しておきましょう!
・スワンレスト編
スワンレストの使用例写真をご覧ください。
手玉の手前に4個の赤玉があって撞きづらくなっています。
こういった場合スパイダーレストでも撞けなくはないのですが、スワンの方が正確で安定して撞く事ができます。
・エクステッド・スパイダー編
エクステッド・スパイダーの使用例写真をご覧ください。
手玉の手前に7,8個の赤玉があって撞きずらくなっています。
この場合、スパイダーだと距離がありすぎて上手く狙えないですし、スワンだと首の部分が手前の赤玉に触ってしまいそうで撞き難くなります。そこで登場するのがエクステッド・スパイダーです。こちらを使うとより安定して撞く事ができます。
さて、ここまでレストについて述べてきましたが実際に使用するとなると多少の慣れが必要になってきます。その辺は実際にプレイしていろんな状況でどのようにレストを使い分けていくか、ぜひ体感してみてください。
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