「農業見学会と交流会」で八千代の農業について勉強してきました!
まいぷれ八千代市事務所
9月12日(月曜)、八千代の農業生産者と消費者の交流の場として開催された「第二回農業研究会と交流会」に参加してきました。八千代に暮らしている私ですが、八千代の農業や農産物について、知らないことばかり。とても貴重で楽しく勉強をさせていただきました。
◆前半は、農産物の生産現場を訪問しました。生産耕地や農業従事者が減少傾向にある中で、地産地消の拡大に向けた積極的な取り組みについてお話を伺いました。
【米・農事組合法人MRIさん】
・MRI(エム・アール・アイ)の名前は、「未来(ミライ)」からつけられました。
・保品地区の農業者が集まって設立。34haの稲栽培を農業機械の活用により省力化を実現。ライスセンター、田植機、トラクター、コンバイン、乾燥機などの農業機械設備により、少人数での水田経営が可能となりました。
・栽培品種は、もち米のような粘りが美味しい「ミルキークィーン」。人気の「コシヒカリ」や「フサヒカリ」「ふさのもち」を作っています。
・放射性物質の検査でも、安全性が確認されました(詳しくは市県ホームページの結果をご覧ください)。
【梨・まる新梨園さん】
・まる新梨園の宮崎さんは、八千代市の若手梨農家で構成される「八千代市梨業組合研究部」のリーダー。
・今年、各梨農家の技術力アップと梨産地としてのPRのために、「第一回八千代市N-1グランプリ」を開催。N-1グランプリでは、若手梨農家と消費者代表が審査。出品された梨の味比べと投票にてMVPが決定されました。NHKはじめ多くのマスコミでも話題になったほどです。優勝の梨の糖度は13.2度!八千代の梨のレベルの高さがわかりますね。
【野菜・吉橋地区高橋さん】
・高橋さんのところでは酪農経営もされています。自家で生産される堆肥を活用してミネラルたっぷりの土づくりを行っています。
・より多くの人がお好みの野菜を購入できるように多くの品目の野菜を栽培しています。現在はトウモロコシ・トマトなどの夏野菜が終わり、小松菜・イモ類などの秋野菜の収穫と、キャベツ・ほうれん草など冬野菜の播種期を迎えています。自分の畑で生産される野菜の直売所も始められました。
◆昼食、地産地消メニュー!
・小松菜のグリーンカレー
・お米はフサヒカリ
・豊水梨
・小松菜シフォンケーキ
◆後半は、農業生産者と消費者の意見交換会。楽しくみなさんとお話をしました。「八千代の農産物をもっとたくさんの消費者に利用してもらうには?」「八千代の農業をもっとよく知ってもらうには?」といったテーマで語り合いました。「八千代の独身女性や若いお母さんたちに、地産地消メニューを教えてあげては?」という次世代消費者へのアプローチの必要性の意見が出たり、「買い物弱者の多い地区へ農産物の移動販売をしたらどうか」という前回の意見が実現された報告もありました。
◆参加した感想
・参加する前は、敷居が高い気がして恐る恐る受付をしましたが、会が始まってみると、生産者さんだけではなく、世代性別を超えた参加者の方々とお話が出来てとても楽しかったです。昼食の小松菜カレーと小松菜シフォンがとても美味しくて、驚きました。
・八千代の農産物のことがよくわかる「農業研究会と交流会」。広報やちよで募集を見かけたら、参加してみては?八千代の農業を話題に、出会いや発見が楽しい会でした。「八千代市生消連携をすすめる会」の主催です。
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〔八千代風景〕:画像は、まる新梨園さん。豊水がたわわに実っている下で、梨の勉強をしました。
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