皆様やっとコロナウイルスの拡大減少の傾向が見えてきました。

我慢我慢の連続で心も体も疲れていませんか。
世界が一体になってウイルスの脅威に打ち勝つ時があと少しの未来に見えてきたと思いたいです。

罹患した皆様の回復、また近親者の皆様へお見舞い申し上げるとともに、医療関係者皆様に心から感謝申し上げます。

さて今日は、第7回皆さんからしたもの多い
革靴以外の修理

スニーカーは修理できるのか？
について配信します。

結論は、
出来ます！ただし条件付きです。^_^

スニーカーは、快適な運動性能で勿論スポーツの場面からタウンファッションまで、幅広く日常的に使われますが、靴底がすり減り、またアッパーも汚れてきます。

1.靴底
2.汚れ
3.色の補色

大体この3代お悩みがあげられます。

まずは1靴底の磨耗
非常に頑強に作られているスニーカーですが、
当然靴底も磨耗します。
画像のような変則的な加工は可能です。
※ナイキエアなど特殊素材は加工できません。

スニーカーはインジェクション(射出整形)と呼ばれる多くは発泡ウレタンなどを機械的に靴底として用いる製法が多く使われます。
このため専用の底として作られたオリジナルしか取り付けはできません。

ですが、一部を削って減ってしまった靴底部に違う素材で補強する事は可能です。
接地面に強化ゴムなどを使った長持ちさせる工夫も。

2.汚れに関しては、カラーリングの豊富なスニーカーのため、汚れが目立つものもありますね。
また、靴中の汚れや埃の中には、菌やウイルスの存在もあります。
この場合は定期的なクリーニング、丸洗いがお勧めです。
殺菌、洗浄、皮革ケア三位一体に行うことで、菌やウイルスに対抗、臭いの元から除去
さらに弱酸性の洗浄剤、天然成分の保湿剤などを組み合わせて、家庭ではできない加工をプロ仕様で行います。
靴内の除菌率は96.6%平均

3、色あせや汚れ傷の場合、多くはカラーリングが必要になります。
※革素材が原則です。合皮、ビニールウレタンなどは難しい場合も。

手仕上げ染色により細かな色出しから、詳細な部分までカラーリングします。
これは、職人さんの腕の見せ所、細かくは秘密ですが、色の配合を変えながら何度も塗り重ねていくことで、自然なカラーが確定します。

カラーリングに関しては、色彩感性が女性の方が優れていると言われています。
このためか女性が活躍している工房になっています。


次回をお楽しみに。

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