【公式サイト】なんかいいな。がきっと見つかる まいぷれポイント
【船橋漁港の朝市】内海金太郎さんにインタビュー
こんにちは!まいぷれ編集部です。
今回は、10年以上続く「船橋漁港の朝市」の発起人で、自らを「船橋漁港の朝市の言い出しっぺ」と語る内海金太郎さんにお話を伺いました。生まれたときから船橋の海を見続けてきたという内海さん。
船橋漁港の朝市、そして海に対する思いをお聞きしました。
船橋漁港の朝市とは?
船橋漁港にて、年数回第3土曜日に開催されてきた朝市。船橋で獲れた魚介や野菜の販売や、市内の飲食店のグルメを楽しむことができる。2023年4月からは、船橋港親水公園にて開催されている。
朝市の会場内ではまいぷれポイントでお買い物が可能。
※写真は2020年の漁港の朝市。
ーー10年以上続く「船橋漁港の朝市」ですが、そもそもどういうきっかけで始まったのですか?
「船橋の海のことをもっと知ってもらいたい」と思ったことがきっかけでした。
僕は、海の近くで生まれ育ち、船橋漁港の中で仕事をしてきました。
その頃からイベントに出店し、船橋で取れた魚介の販売をしていたのですが、お客さんから、「船橋の海で食べるものが獲れるの?」とか「それってどこで買えるの?」とか、中には「船橋って海あるの?」とまで言われたこともありました。悔しかったですね。
自分にとっては当たり前で大好きな船橋の海が、市内の人にすらあまり知られていなかったんです。
※写真は2022年の漁港の朝市。
ーーなるほど、船橋の海を知ってもらうために、朝市を始めたということだったのですね。
そうです。どうしたら海のことを知ってもらえるだろうと考えたときに、まず考えたのが自分が働いていた船橋漁港でした。
堤防で囲まれていて中が見えないし、入り口には「関係者以外立ち入り禁止」と書いてある。こういう環境だと、海を身近に感じにくいと思ったんです。
そこで、堂々と堤防の中に入れる日を作ろうと思い、月1回の朝市をはじめました。
野菜のほかにもコーヒーやジェラートなどもあり。
ーー立ち上げ当初苦労したことはありますか?
「船橋で獲れた新鮮な魚介類を販売したい」という思いがあったものの、海が荒れると何も販売できないという問題に直面しました。
それではお客さんをがっかりさせてしまう。
そこで、小松菜農家の平野さんに相談し、野菜の販売も行うことにしました。その後、知り合いが知り合いを呼び、魚介や野菜だけではない、
「船橋の良いものが買える場」に成長していきました。
ーーそのような船橋漁港の朝市で、2016年からまいぷれポイントの利用が始まります。
なぜ始めてみようと思ったのですか?
まいぷれさんの話を聞いて、シンプルに「面白そう」って思いました。
お店ごとのポイントカードってよくあるけど、イベントのポイントってあまり聞いたことないな~って思ったらワクワクして。
まいぷれポイントは市内の色々なお店で使えるじゃないですか。
船橋漁港の朝市でまいぷれポイントを知ったお客さんが、市内の加盟店に行ってみる。そうすれば朝市が、お客さんが新しい船橋を知るきっかけになれると思ったんです。
キッチンカーの出店も!
ーーポイントを導入したり、場所が変わったり、変化はありつつも、10年以上続いていることに、「船橋漁港の朝市」のすごさがあると私は思っています。長く続けるコツはなんでしょうか?
この朝市の良いところって、出店者さんが皆楽しそうなんですよね。
やっぱりお店側が楽しまないと、お客さんも楽しめない。
そうやって、みんなが自然体で楽しめるからこそ、10年以上続いてきたのかなって思います。
ーーお話ありがとうございました。最後に、この記事をご覧の皆さんにメッセージをお願いします!
朝市をきっかけに、海を見に来てください!
「市内の美味しいものも買えるし、まいぷれポイントも貯まりますよ」って感じで良いですか?(笑)
※本インタビューは2024年3月16日(土)に、船橋港親水公園にて実施しました。
出店内容はその都度変更がありますので、船橋漁港の朝市事務局のSNSでご確認ください。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。